島田秀平の幸せになれる手相占い

昔から、占いにはとても興味を持っていました。

 

私の手相には「マスカケ線」があるから強運だとか、耳たぶが大きく「福耳」だからお金がたまるとか、小さい頃からずっと言われ続けてきた影響かもしれません。

 

ですが、歳をとるにつれて、強運とかお金がたまるとかいう話が怪しくなってきたこともあり、占いの結果よりも、「占いの仕組み・方法」に疑問を持ち始めました。

 

そもそも、(手相については、)手のひらにある皺でその人の資質や未来がわかるなんて、普通に考えたらありえない話だと気がついたというか…。

 

 

なので、当たると評判の手相占い師はどんな方法を使っているのか興味がわいてきました(正直なところ、今は、占いは好きな反面、当たるはずはないと考えています)。

 

  

で、読んでみたのが、テレビでも話題になったお笑い芸人の島田秀平氏による手相の本「島田秀平の幸せになれる手相占い 隠れた才能&性格篇」(2011年初版発行)。

 

 

 

この本を買った目的は、自分の手相を調べるというより、手相の仕組み、占いの根拠などを知りたかったから。

そのため、読むところは最初の「手相のイロハを知ろう」と「あとがき」だけになってしまいました…。

 

まず、手相には、生命線、頭脳線、感情線、運命線、金運線、結婚線の基本6線があるそうです。

 

1.左右どちらで見るか―

流派や国によって異なるのだとか。

島田氏が過去見てきて、統計的にいえるのは、左手が今現在(過去未来も含む)、右手が生まれもった資質を現すのだそう。

ちなみに、この本では左手をみるやり方をとり解説しています。

 

* 「流派」という言葉が出たので、彼の経歴を見ると、2002年に原宿の母に弟子入りして、芸能人の手相を片っ端から鑑定しまくり(その数約2万人)、ニュースタイルの島田流手相術を完成させたらしい。

 

 

2.手相の歴史

手相は5000年ほど前にインドで生まれた(という話がある)らしい。

 

3.手相は統計学

そして、手相は、5000年の間の膨大なデータをまとめた統計学なのだとか。

とするとデータはどこかに保管されているはずなのですが、いったいどこにあるのでしょうか。

そして現在でもデータは蓄積されているのでしょうか。

蓄積されたとしても、手相を見た後の状態を知らない限り、手相と「未来」がつながらないような気がしますが。

 

実は、今から7年半ほど前、横浜中華街で手相をみてもらったことがあります。

その際は、マスカケ線や神秘十字線があると言われました。

http://ameblo.jp/sihoshosi24/entry-10439520479.html

 

あとがきにとても気になることが書かれていました。

 

「才能がある」と言われても、自分に自信がない人は、それを信じられない。

でも、「長い手相の歴史のなかで、こういう才能がある人にはこういう線があった。

それと同じ線があなたにもある。

だから統計学的にいうと、あなたにもその才能がある可能性が高い。」

ということによって、相手は「才能がある」という言葉を信じて前向きになれる。

 

手相を習うと、その膨大なデータに触れることができるのでしょうか。

そっちが気になって仕方がありません。

 

 

データの有無にかかわらず、結局、占いって、占った結果を相手に伝えることによって、暗示にかけるような側面があるような気がします。

できれば、占いの結果を相手に伝えないで、数十年後に答え合わせしてみて欲しい。

それなら多少なりとも「手相占い」は信じられるような気がします。

 

そうでなければ、やはり、手相で、現在や将来を言い当てるなどということは信じられない。