ママさん、女将さん

某居酒屋さんに行ったときのこと、女性店主からこんな話を聞きました。

 

「先日、若いお客さんから女将さんと呼ばれた」と。

 

店主が男性だと、マスターとか大将(あまり言わないか)などと呼びやすいのですが、女性の場合には何と呼べばいいのか私も疑問に思っていました。

 

「女将さん」には笑いましたが、テレビでモヤさまを見ていると、女性店主を「女将さん」と呼ぶシーンが良く出てくるので、多少はその影響があるのかもしれませんね。

 

「女将さん」以外には何と呼ばれているのか聞いたところ、「ママさん」「ママ」、名前を知っている人は「○○ちゃん」…私はここでは名字で「○○さん」と呼んでいます。

 

 

結局、何て呼ぶのが正解なのかよくわからないまま、混んできたのでお店を出ました。

 

 

駅に向かって商店街を歩いていると、お餅や和菓子を売っているお店の前を通りかかったところ、

 

店頭で呼び込みをしている若い店員さん(男)とチラッと目が遭った瞬間、

 

「○○いかがですか、おとうさん」と声をかけられてしまった。

 

(…お、おとうさん????)

 

生まれて初めて、赤の他人に「おとうさん」と呼ばれて、ショックを受けました。

 

さっきまで、どこかで似たような話をしていて、他人事のように流していたのに、まさかその直後にこの身に降りかかってこようとは…

 

 

ちなみに、私は昼間、司法書士という士業をしているせいか、「先生」と呼ばれることが多く、「先生」と呼ばれるのはとても苦手に感じています。

 

でも、「おとうさん」はもっと苦手…先日、50歳になってしまった以上、避けられないのかもしれませんが。