おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの

「寿司屋のかみさんが教える おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの/佐川芳枝/幻冬舎文庫」を読んだ。

 

寿司屋のかみさんが教える おいしいもの、まずいもの、どうでもいいもの

 

読み始めて、SNSに今この本を読んでいるという投稿をしたところ、近所のお客さまから「自分へのご褒美に、ここで食べた」というコメントをいただき、興味がわいたのでお店の場所を調べたら、事務所の近所にあると知り驚きました。

しかも、「名登利」というお店のような建物があることは前から知っていました(お寿司屋さんだとは知りませんでしたが)。

 

この本には、タイトルどおり、おいしいもの、まずいもの…について書かれているのですが、

ん?と思ったのは、

 

「今日のおすすめはなんですか?」
と、よく言いがちな言葉は避けたほうが無難だ。並んでいる魚はみんなおすすめで、魚河岸で選び抜いてきたものばかりだからだ。それよりも自分がどういう種類のものを食べたいか具体的に言うほうがいい。(引用)

 

あ…これ、やっていました。

居酒屋を紹介する番組でも、よく、おすすめを聞いているシーンを見て、いつの間にか伝染ったようです。

お店側はそのように考えていたんですね…。

 

読み終えて…寿司屋のルールを知りました。

初めて行くなら、まずはつまみを注文し、その後に握り。

握りはセットものを食べてそれからお好みを追加する。

「お酒は飲まなければ1万円で納まることが多い」と書かれているから、飲むと1万円超えるんだな、と。

 

未だに、1人で寿司屋に入ったことがないので(回転を除く)、近所だしここに行ってみようかとも考えたのですが…高すぎる。

お客さんが、「自分へのご褒美に」と書いた意味がわかりました。

 

友人と行くときには、新宿のお寿司屋さんをよく利用するのですが、そこで、つまみ、握り、酒を注文しても1人3,000円程度。

それを考えると、名登利寿司は、敷居が高いな。

 

 

 

 

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