勇気を出してドアを開けて

週末の18時過ぎ、西新宿で打ち合わせの帰り道、新宿駅から大久保駅までひと駅歩くことにしました。

その間によさそうな居酒屋が見つかればそこで一杯、と考えながら歩いていると…

居酒屋さんの入口にある「勇気を出してドアを開けてね!」「細々と営業してます」の札が目に入りました。

ランチもお手頃な価格だし、魚も食べられる感じで、しかも「より道セット」が1600円で、ビール1本と焼酎又は日本酒1杯に手造りのおまかせ料理が付いているというので、失敗してもその程度なら、と入ってみることにしました。

ビール中ビン1本と、おまかせ料理は、山芋の刻んだヤツに、冷奴、そしてカジキの味噌漬けの三品。

その後、焼酎か日本酒1杯を選べるのですが、焼酎(の水割り)にして梅干を入れてもらいました。

実は焼酎に梅干を入れたのは、この日が初めて。

一人前の酔っ払いになった気分です。

 

これを飲み干して、1600円のより道コースは終了。

その3品ではもの足りず、また、食欲が増してきたのですが、店内を見回してもメニューが見当たらず…

せっかくいつも来ない通りに来たのだから、と別のお店で400円の中華そばを食べて帰りました。

 

ですが、もう少しで大久保駅だというところで、片手が空いていることに気がついた。

持ってきたはずの傘がないのです。

 

打ち合わせ先に忘れたのかとそれまでの記憶を手繰り寄せていくと、確かに打ち合わせ先を出るときには持っていたはず…

すると、さっきのお店に忘れたことになります。

お店の名前は忘れましたが…、たしか写真をとったはずと入口のドアの写真をチェック。

お店は、「酒場わたなべ」だということがわかり、検索すると一発で出てきました。

電話すると傘を預かってくれているという。

後日行くのも大変だし、晴れていたらイヤなので、また来た道を戻って傘を受け取って帰りました。

 

結局、この日は1万3千歩以上歩いていました。

中華そば1杯のカロリーが帳消しになればよいのですが。。。